天文館むじゃき


白熊の本家として、鹿児島で長く愛される名店
天文館むじゃきは、練乳とかき氷・フルーツを組み合わせた名物「白熊(しろくま)」の発祥店。鹿児島市中心部・天文館通りに本店を構え、スイーツから洋食、鉄板料理まで幅広く展開。訪れる者を“鹿児島らしさ”で迎える一軒です。

白熊から洋食まで ― 天文館むじゃきで味わう鹿児島の食文化
鹿児島を訪れたなら、まず足を運びたい名店のひとつが 天文館むじゃき(Mujyaki)。その名を一躍有名にしたのが、練乳をたっぷりとかけたかき氷「白熊(しろくま)」であり、この白熊が「元祖」として広く知られています。
本店は鹿児島市中心部、天文館アーケード街の中。11:00~19:00(ラストオーダー18:15/ドリンク 18:30)という営業時間で営業しており、地元民も観光客も訪れやすい立地です。
白熊の魅力とバリエーション
白熊とは、かき氷の上に練乳をかけ、多彩なフルーツを飾った氷菓。見た目にも鮮やかで、鹿児島を代表するスイーツとして親しまれています。
むじゃき本店では、クラシックな白熊に加え、チョコレート白熊、プリン白熊、ヨーグルト白熊、ソフト白熊などの変わり種も用意。用途に応じて「ハンディ白熊(テイクアウト用)」も購入可能です。
また、氷屋の都合や季節によって営業時間やラストオーダー時間が変動することがあるため、訪問前の確認が推奨されています。

多彩な料理と飲食空間
むじゃきは白熊だけではありません。本店や関連施設では、鹿児島の食材を用いた郷土料理や洋食メニューも展開しています。
たとえば、カジュアルレストラン Mujyaki(ムジャキ) は、本店ビルの2階にあり、茶系で統一された落ち着いた店内で洋食を提供。オムライス、カレーなど親しみやすいメニューも揃え、家族連れや外国人旅行者にも人気です。
またガラス張りの個室や、10名〜16名対応の個室もあり、ゆっくり過ごしたい場面にも対応。
そのほか、むじゃきは鉄板焼きメニューも扱っており、「むじゃき ビル内鉄板焼き」「味処 むじゃき亭」などの支店を展開することもあります。
飲食以外では、むじゃきは全国配送も行っており、お土産として白熊を自宅で楽しめるよう、地方発送にも対応しています。
訪問のポイントとおすすめの楽しみ方
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待ち時間:人気店ゆえ混雑することが多く、特に白熊のシーズンには行列ができることもあります。早めの訪問が賢明。
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季節変動:夏場は混むほか、かき氷の仕入れや準備により営業時間調整があることも。公式サイトやSNSで最新情報をチェック。
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メニュー選び:食事を楽しんだ後に白熊をデザートとしていただく、という流れが一般的。ランチタイムとディナータイム両方利用可能。
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外国語対応:むじゃきは英語や中国語などの外国語メニューも用意しているようで、観光客利用も意識されています。
むじゃきは、白熊の元祖としてのアイコン性と、料理・カフェ両面を兼ね備えた総合飲食店。
鹿児島を訪れたなら、「涼をとる」「鹿児島らしいデザートを味わう」「食事を楽しむ」それぞれのシーンで立ち寄る価値のある場所です。
白熊片手に街歩きを楽しむもよし、洋食でゆったり過ごすもよし。むじゃきは、鹿児島の食を象徴する“味のランドマーク”といえるでしょう。
基本情報
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市千日町5-8
- 電話番号
- 099-222-6904
- 営業時間
- 休日
- 不定休
- 料金
- 詳細は、公式ホームページをご確認下さい。
- 交通アクセス
- 市電「天文館通駅」から徒歩約3分
- 駐車場
- コインパーキング