特産品GUIDE TO KAGOSHIMA

薩摩焼

さつまやき

400年受け継がれる、白と黒の焼き物

薩摩焼は、鹿児島県で焼かれる陶器の総称です。始まりは16世紀末。朝鮮出兵の際に薩摩藩の島津義弘が朝鮮半島から陶工を連れ帰り、藩の保護のもとで窯を開いたことに由来するといわれています。その後、美山(旧苗代川)などの窯場を中心に技が受け継がれ、2002年には国の伝統的工芸品に指定されました。

白薩摩と黒薩摩

白薩摩(白もん)は、象牙色の肌に「貫入(かんにゅう)」と呼ばれる細かなひびが入った焼き物です。金彩や色絵で華やかに絵付けされたものも多く、藩政時代は藩主のための御用窯で焼かれ、庶民は使うことのできない特別な器でした。

黒薩摩の茶碗

黒薩摩(黒もん)は、黒く深い光沢をもつ焼き物です。庶民の暮らしの器として、日々の食卓や晩酌の道具に使われてきました。素朴で力強い姿は、今も鹿児島の家庭に根づいています。

世界に知られた「SATSUMA」

1867年(慶応3年)のパリ万国博覧会に、薩摩藩は幕府とは別に独自に出品しました。華やかな白薩摩はヨーロッパで高く評価され、薩摩焼は「SATSUMA」の名で海外にも知られるようになりました。

暮らしの中で育てる器

薩摩焼のマグカップ

白薩摩の貫入は、使ううちにお茶などが少しずつしみこみ、器の表情を変えていきます。手に取るたびに変わっていく姿を楽しめるのも、薩摩焼の魅力のひとつです。

ジャパン薩摩では、鹿児島の窯元でつくられた湯呑や茶碗、カップを扱っています。

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